こんにちは、ロビットの平野です。今回はmornin’の部品を加工中のある出来事をお話します。
実は皆さんのお手元に届く全てのmornin’は、日本国内の町工場で成形や組み立てを行っているMade in japanの製品です。
更に、こちらのモータブラケットという部品はロビット社内で二次加工を行っています。
↑モータブラケット
mornin'のモータを保持する部品ですね。
これがなんと、5000個!
↑モータブラケットの山、5000個
これをロボドリルを使って、モータがうまく収まるように加工していきます。
まずは、お手製の治具(白い台)にモータブラケットを並べていきます。
↑きれいにモータブラケットが並びます
ロボドリルで切削加工していきます~
↑ロボドリルでジョリジョリ加工中
5分で70個分の加工が終了。
バッチリ、モータに収まりました。
↑モータがうまく嵌まる
さて、これを5000個加工します。
ということは、5000/70=72回
5分×72回=360分=6時間
うわぁ…結構時間がかかりますね…
そこに、「ピンポーン」
ドアを開けると妻が!
お弁当を持って来てくれました!
↑お弁当
親子丼を持ってきてくれました。
嬉しくってその場で広げてしまいました。
↑親子丼とお味噌汁
実は、「今夜は加工に時間がかかるから、先にご飯食べてて~」と連絡を入れておいたのですが、心配して見に来てくれたのです。
いやはや、優しいですね。とても嬉しかったです。
モチベーションがガッツリ上がりました。
ついでに、妻にも加工を手伝ってもらいます。
妻は機械工学科出身なので、慣れた手つきでこなしていきます。
↑ロボドリルを使いこなす妻
そして、ついに5000個達成!
↑正の字が72個…
まとめ
量産部品は本来、専門の方々にお任せする部分ではありますが、自分たちの手で加工した製品が世の中に出るってとっても嬉しいですよね。
「ものづくり」が好きだからこそ、自分たちの手でやってみたい!そんな想いで取り組んでいます。
また、現在販売中の「めざましカーテン mornin’」は、冒頭に触れた通り、成形屋さん、組立屋さん、部品サプライヤーさんをはじめとした多くの方々に支えてもらっています。
本当にありがたいです。
もちろん、今回助けてくれた妻にも心から感謝しつつ、今後も精進したいと思います。