はじめまして。ロビットの河北です。突然ですが、JIMTOFってご存知ですか?
日本国際工作機械見本市(JIMTOF)は、東京ビッグサイト全館を貸し切って行われるアジア最大級の規模のイベントです。
2年に1度開催され、今年で第28回となります。
世界で最も早く最先端の技術が発表されるため、製造業関係者の関心は非常に高いようです。
↑ JIMTOF 2014(前回)の様子
会場では手乗りサイズから、家と見間違える程の超大型まで、ありとあらゆる最新の工作機械、周辺機器が所狭しと展示されています。
しかも目の前で実際に動きます。
超ワクワクする...ッ!
↑ 1Rの我が家より立派な加工機(出展:ヤマザキマザック)
この前フリで既にピンときた方もいるかもしれませんが、
JIMTOF 2016 にてロビットは新サービスを展示します!
・・・びっくりですね。
ご安心ください。ロビット全員同じ気持ちです。
〜 mornin’の店頭用展示物の製作に四苦八苦していた頃 〜
オーダーメイドでNC工作機を製作している株式会社サワイリエンジニアリング様からお誘いを頂きまして、
サワイリ「うちのブースで何か展示しない?」
ロビット「はいよろこんで!」
飛びつきました。(※1ヶ月半前)
しかし工作機械や周辺機器の見本市で mornin’ しか出せるものがありません。
・・・無いなら今から作ればいいじゃない!(※1ヶ月半前)
↑ 株式会社サワイリエンジニアリング 静岡本社工場
さて何を作ろうかと考えたときに着目したのは、ブログでお馴染みのロボドリルでした。
社内でロボドリルなどのCNCを運用する中で、いくつか見えてきた課題がありました。
CNCを運用している現場の声も集めました。
そこから生まれたのがロビットの新サービス、Remotely Aggregating Cnc State SYSTEM(RACS SYSTEM)です。
↑ ※本製品の名称や機能は開発段階のものです。
RACS SYSTEMには、以下のような特徴があります。
- 異常発生時に電話・通知発信
- 遠隔監視、制御
- 稼働状況を解析し、業務改善
- ペーパーレスコミュニケーション
- 既存のCNCに後付可能
大規模システムの導入が困難な中小の製造業のCNC運用をサポートするシステムとなります。
一言でいうと、工作機械がすごく便利になります。
具体的な内容などは、展示ブースにてご確認頂けます。
↑ RACS SYSTEMの構成
機能とシステム構成が決まったら後は実際に作るだけです。
しかし相手は、機械との通信やサーバ、各種アプリなど様々な要素があるプロジェクト。
その上、JIMTOFの開催まで1ヶ月未満という結構凄い開発スケジュールでした。
ですが、ロビットの技術力と開発力を総動員して搬入日の前日に実装が終わり、ギリギリでJIMTOFに間に合わせることができました。
↑ 搬入当日の様子。奥の大きい機械がCNCです。
まとめ
ロビットは製造業向けのIoT事業に進出します。
RACS SYSTEMは、株式会社サワイリエンジニアリング様のブース(E4017)にて展示しています。
JIMTOF 2016 は東京ビッグサイトにて、11/17~11/22 まで開催していますので、是非お越しください。
薄い本はありませんが、厚い熱い最先端の工作機械たちがあなたをお待ちしています。