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メカエンジニアが選ぶ、イケてるネジ6選

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こんにちは、ロビットの平野です。

今回は僕の大好きなネジについてお話します。

身の回りには多種多量のネジで溢れています。半径1m以内にきっと1本は見つかるはず。

そんなネジがなければ生活ができないとも言われるほど私達の生活に溶け込んでいるネジを、メカエンジニア目線で紹介していきます。これを読めば、きっとあなたもネジマニア!?

 

①イモネジ

全般的に存在感が薄いネジの中でも、特に影が薄いネジですね。

ネジの頭がないので省スペース、軸の固定などによく使われます。

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芋虫に似ている姿からイモネジと呼ばれるようになったとか…

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↑人目につかないところに潜んでいます。蛇口の中に…

 

②タップタイトネジ

おなじみ、「めざましカーテン mornin’」にも使われているこのネジ、実は断面がおむすび(三角)の形をしています。

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↑mornin'でも使われているタップタイトネジ

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出典元:株式会社ウィルコ https://wilco.jp/products/special_topic2.html

 

このおむすび形状によって、ネジ自身がネジ穴を塑性成形させながらねじ込むことができるため、ネジ山が切っていない穴にそのまま使うことが出来ます。

つまり、追加でメネジを切らなくてよいのでコストダウンがはかれるありがたいネジなのです。

 

③六角穴付きボルト

円筒形のネジ頭に六角形の穴が開いているボルト、正確にはネジではなくボルトと呼ばれます。

・ネジはマイナスやプラスドライバーを使って締めるもの。

・ボルトは六角レンチorスパナを使って締めるもの。

違いは上記の通り。頭に入れておけば、きっとあなたもネジマニアの仲間入り

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↑六角レンチで締めるため、ネジ頭が滑ることなく、高い締結力を発揮します。

 

④六角穴付き低頭ボルト

ついに来ました低頭ボルト。設計者はついつい「コンパクト」「省スペース」を追い求める習性があります。

そんな設計者のための「③六角穴付きボルト」よりもちょっとだけ頭が低いボルトです。

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↑ステンレス製の六角穴付き低頭ボルト、うーんカッコイイ…

 

⑤スリムヘッドスクリュー

これはマニアックですね~

低頭ボルトよりも更に頭が薄く、省スペース化が計れます。

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締め付けには特殊なT型トルクスドライバーが必要になります。

使い勝手がよく、高級感もあっておすすめです。商品URLを貼っておきます。

https://www.monotaro.com/g/00246207/

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↑ネジ頭比較 六角穴付きボルト、低頭、スリムヘッドスクリュー

 

⑥+低頭精密小ねじ(ラミクス)(日東精工製)

近年の精密機器ではスマートフォンなどを筆頭に、非常に小さなネジが使われています。

この精密ネジはM1.4、M1.7、M2がラインナップされ、最小でネジ山の直径が1.4mmとなっています。いやはや細かい

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↑ねじ頭は高さ0.2~0.3ミリの超薄型

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↑ちなみに、ウィルコでネジを買うと仕様シールが着いてるので、カットして、チャック付袋に入れると整理しやすいですよ。

 

まとめ

便利で面白いネジはまだまだありますが、これ以上紹介するとお腹いっぱいになってしまうので、今回はここまで!

たかがネジ、されどネジ、意外と奥が深いので、ぜひ調べてみてください〜

 

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