こんにちは、デザイナーの方の高橋です。社長の高橋とは別の高橋です。
私は工学部のデザイン系学科を卒業しています。
コンセプトデザインから造形、そしてメカ・回路・ソフトの実装まで含めた作品作りをできることが、工学部系の強みだと思っていました。
そんな私が、ロビットでショックに感じたことがあります。
それは…ガチ工学部卒の技術力の高さ!(当たり前といえば当たり前?)
学生の頃に何ヶ月もかけてようやく実現できたようなプロトタイプが、ロビットでは数日もあればサクッとできてしまい、先に書いたような学生時代の自信はどこへやら…。
ましてや製品設計となると、プロトタイプではあまり考える必要のなかった安全性や量産性を含めた設計が必要になります。そんなことは私には到底できるはずもありません。
それからは、回路を作ることもコードを書くこともせず、製品設計や造形に集中しよう!と誓ったのでした。
それでも、エンジニアリングのことを学んだのは本当に良かったと思っています。
どのように動作するか、実装するか、製造するかも踏まえてデザインしなければ、適切な形は生み出すことができません。
また、製品を作るにあたってデザイナーとエンジニアの議論は避けられませんが、エンジニアリングリテラシーがあればスムーズ対話することができます。
そして、オフィスを飛び交う数式や技術用語にたじろがなくてすみます(笑)。
幸い、ロビットでは技術について分からないことがあれば周りにいつでも訊けるので、日々良い学びになっています。
机が隣の平野には「そんなことも分からないの!」とよく怒られますが、そういうときは「こういうところに気を使わないと綺麗にならないんだよ!」と言い返します(笑)。
それではまた。